2016/07/12

2016年7月12日(火曜)アジア・欧州市場の序盤は、株価は連騰、円安+ドル安。

2016年7月12日(火曜)アジア・欧州市場の序盤は、株価は連騰、円安+ドル安。

今日も日本株の上昇は止まらず。材料と要因は昨日と変わらず、日経平均株価は2.46%上昇、二日間で約1000円近く大幅上昇へ。

話は逸れますが、フィリピンがハーグの常設仲裁裁判所へ提訴している南シナ海仲裁裁判の結果と、それを受けた中国の動きも非常に気になります。

主要国通貨は対円での上昇が主因かは不明ながら、EURUSD+GBPUSD+NZDUSD+AUDUSDとドル売りの流れが加速。USDJPYを除き、ドル安相場が進んでいます。

現在の雰囲気は政治的・経済的な問題は未解決ながら、英国のEU離脱の大テーマから、若干脇道のそれ、日本の追加景気刺激策+追加緩和期待へとシフトする、ミニ・アベノミクスの再来を期待する動きになっています。

大きなポイントは103.50円前後(一応の達成感はあります)、そして、105円となっていますが、103.50円で上げ止まるかどうかは、米株の動き次第ではないでしょうか?

GBPUSDは、メイ次期英首相が予想外に早期就任となり、英国のEU離脱による混乱の早期収拾を期待するポンド買いも強く、1.31の大台を上抜けておりショートカバーがポンド買いの主役に思えてなりません。

EURUSDも、GBPUSDと連動性が高く、1.11000を超えてからショートカバーの買いに上昇がついていますが、GBPUSDと合わせ、トレンドが変わるような動きが予想できません。

AUDUSD+NZDUSDも続伸し、強さが目立っていますが、日々上下の変動が大きくなかなかロングを維持することも難しくなっています。ただ、トレンド的にはEURやGBPに比べると強さが目立っており、クロスで攻めるのも一案では。

蛇足ながら、豪州と中国との経済関係が強いだけに、考え過ぎと言われそうですが、今日のフィリピンがハーグの常設仲裁裁判所んい提訴している南シナ海仲裁裁判の結果と、それを受けた中国の動きを見極めたい気もします。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※