2016/07/22

2016年7月22日(金曜)欧州・米国市場序盤は

2016年7月22日(金曜)欧州・米国市場序盤は、動きが鈍い中、GBP売り+カナダドル売りが目立つ。

週末金曜日の海外市場は、欧米株の動きは鈍く為替相場も予想外に動かず。目立ったのは英PMIが2009年来の低水準で、ポンドは下落。強いカナダの小売とCPIに上昇しながらも、原油価格の低下に逆に売りへと変化したカナダドル。

欧州株は状弱混在しながらも、大きな変化は見られず、米株はNYダウは小幅下落するも、NASDAQ+S&P500は小幅上昇。原油価格(WTI)は売りの流れが止まらず、44ドルを割り込み勢い。米10年債利回りは1.58%へ上昇。

GBPUSDは、アジア市場と欧州市場序盤は1.3300を狙う動きが続いたが、英国のEU離脱選択後、初となるPMIは2009年4月来の低水準で弱過ぎ、マークイット・エコノミストは英国内経済が劇的に悪化したと発表。これを境に流れはポンド売りへと急変し1.3080まで続落。ドル買いの流れをリード。

EURUSDは、強い仏・独・ユーロ圏のPMIが予想を上回り、発表直後は1.1040台まで続伸するも、弱いGBPUSDの影響に買いも続かず。EURGBPが上昇する中、1.1000を試す動きへ。

USDJPYは、アジア市場で105.50円が大きな壁となったことが確認された、欧州市場の序盤は円売りが加速。一時106.30近くまで上昇するも続かず、106円台を維持しながら安定推移となったが、し主要通貨でドル高が強まる中で、クロスでの円買いが強く105.80円を一時割り込む。


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マークイット・エコノミスト=英総合PMIは7月に47.7と2009年4月以来の低水準で、英国のEU離脱の選択が影響し国内経済が劇的に悪化した模様。

ノボトニー・オーストリア中銀交際=ECBのQEに関する決定は第4四半期に。ECBは日本のようなケースを回避するためあらゆる措置講じる。

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