2016/07/22

2016年7月22日(金曜)アジア・欧州市場序盤は円買いから円売りへと変化、異なる経済指標にユーロは強くポンドは弱い。

2016年7月22日(金曜)アジア・欧州市場序盤は円買いから円売りへと変化、異なる経済指標にユーロは強くポンドは弱い。

週末金曜日、円ショートの巻き戻しに一時105.50円台まで下落するも、昨日同様に105.50円近辺のドル買い(円売り)圧力は強い。

アジア市場では円買いが続くも、欧州市場に入り、強いユーロ圏経済指標に、クロスでの円売りが強まり、USDJPYも106円台へと上昇。

弱い英経済指標に、GBPUSDは急落するも、USDJPYは以外にも底堅い。財務省データでは、本邦投資家は15日終了週に中・長期の外債を爆買いしたとの報道もあり、そう簡単には円高へ動くのも難しそうである。

日経平均株価は-182.97(-1.09%)下落、欧州株もマイナすからスタート。原油価格は相変わらず弱く44ドル台前半で推移。

仏・独・ユーロ圏のPMIは予想外に強く、英国のEU離脱を決めた国民投票後初の景況感指数は、予想外に経済への不安感はなく、EUR買いが強まる。逆に、英PMIは予想外に弱く、発表直後からGBP売りが加速、EURGBPは0.8300→0.8380近くへ急進。

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29日に公表する「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では、2017年度の消費者物価見通しは小幅の下方修正にとどまる見通し。

財務省データ=日本の投資家は15日終了週に中・長期の外債を差し引き1兆7200億円購入した。前週は2兆5500億円を購入しており、これは同省ウェブサイトにデータのある2005年以降で最大。