2016/07/15

2016年7月15日(金曜)日本3連休を控えた、週末金曜日のアジア市場。中国GDPはまずまずで新興国市場は強く、LINEの上場もあり、株高+円安の流れも止まらず。

2016年7月15日(金曜)日本3連休を控えた、週末金曜日のアジア市場。中国GDPはまずまずで新興国市場は強く、LINEの上場もあり、株高+円安の流れも止まらず。

参議院選から続く日本の株高。クルーグマン氏は安倍首相はリスクを取って景気を刺激しようとしていると称賛。本気の景気刺激策+日銀の追加緩和期待に、株高+円安の流れは止まらず。

中国第2四半期GDPは年率6.7%と前回と変わらず、市場予想の6.6%を上回り、豪ドルや新興国通貨が強含み、リスク選好のパターンが強まるも、週末金曜日ということもあり、積極性に欠けることは否めない。

USDJPYは、105.40~50をボトムとし強さを維持維持、一時106.30台まで上昇。株価と連動しながら105.40まで値を下げ、105.50~00のレンジで推移。週末=連騰の調整も少なく、押し目買いの流れに変化し、予想外に円買が弱いとの印象が深い。

AUDUSDは、今日の中国GDPがまずまずで、中国経済への安心感が広まり、豪ドル買いへと動いている。上昇幅はそれほど大きくはないが、英国のEU離脱選択後の安値から一貫して上昇を続け、下落直前の高値をも上回り、強さが目立っている。

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注目の中国GDPは前年比6.7%と前回と変わらずで、予想6.6%を上回り、中国経済の鈍化懸念が薄らぎ、リスク選好の動きが加速。

昨日の米国に続き、日本でもLINEが上場。日本株は強く、円売りに拍車をかけ、USDJPYを含め、円はクロスで全面安の展開となり一時106.30円台まで続伸。

クルーグマン氏=安倍首相がリスクを取って景気を刺激しようとしていると称賛。安倍首相とは大きく意見が異なる点も多いが、首相は経済政策の面で世界の同様の立場にある誰よりも大胆で覚悟がある。

バフェット氏=保有する28.6億ドル相当の同社株式を、4つの慈善団体に寄付した。ほぼ全財産を寄付する計画の一環で、2006年の開始からの寄付総額は243億ドルを上回った。


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