2016/07/26

2016年7月26日(火曜)アジア・欧州市場序盤は、ポンドの除きドルは全面安で、株安+円は全面高。

2016年7月26日(火曜)アジア・欧州市場序盤は、ポンドの除きドルは全面安で、株安+円は全面高。

いったい、政府の景気刺激策+日銀の追加緩和期待の円売りは何処へ? そして、早期メイ政権に落ち着いていたポンドは、景況感の悪化に夏休み時期を迎え売りが再開へ。

日経平均株価は-237.25(-1.43%)、欧州株は昨日と同じ強弱混在、原油価格(WTI)は上昇の気配がみられず43ドル台前半で推移。

円相場の急変後に分析しても、後の祭りでは? と言えなくもありませんが、夏休みシーズン突入と、日銀の追加緩和期待に盛り上がった円ショートポジションの巻き戻しに思えてなりません。

政府は景気対策の真水6兆円と当初の倍になりそうな気配です。黒田総裁はヘコプターマネーはできかねると言うも、最もな理由で、本当に信じてい人はそれほど多いとは思いませんでしたし、追加緩和を否定してわけではありません。

USDJPYは、1時間足では完全に売りへと変化し106円が大きな壁になっています。105.00~20をあっさり割り込んだことは驚きで、目先は104.20円近辺で収束する可能性を考えながらも、仮に日銀が何もしないリスクを考えれば、投機筋はより円高水準を狙ってくることでしょう。

EURUSDは、1.1000の大台を割りこみ弱さが目立ちますが、円とは異なり一方的な売りとはならず、安定した値動きとなっています。チャート上は戻りも1.1100が限度に思え、EURJPYを含め戻り売りを選択肢として引き続き考えています。

GBPUSDは、1.3000を割り込むことができるのでしょうか? 今日はGBPJPYを含めポンド売りの狙い打ちとなっており、1.3000の大台を割り込むと続落のリスクを意識せざるを得ない状態です。

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ロイター=豪州小売店間で価格競争が激化し値引き競争で、デフレ懸念が広まる。

トルコ政府=クーデター未遂受験の操作で記者42名の拘束令状を出す。

日銀の緩和見送り予想に円高が強まる。

日本政府=8月2日に取りまとめる経済対策の骨子は、財政支出は当初3→6兆円に増額。