2016/07/11

2016年7月11日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年7月11日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

日本株は急騰。強い米雇用統計に急進した週末の米株。参議院選で勝利した自民党、経済対策と日銀の追加緩和期待が膨らんでいます。

欧州株も上昇からスタートし、原油価格は逆に45ドルを再度割り込み、強さは感じられません

さて、円相場ですが、序盤は鈍い円売りからスタート。「株高=円安」の流れがみられず以外感を持って臨んだのですが、100.50→101.50を超え、102円台を狙う動きへと変化し、クロスでも円は独歩安の展開へと変化しています。

USDJPY102.50円近辺には大きなポイントが横たわっており、日本株の急騰が示すように、参議院選挙後の相場が、今日だけの単発的に終わるのか疑問を持ち始めています。

週末・週初には、円高の継続を予想していましたが、市場のムードがやや変化しより円安へ動く可能性も意識せざるを得ないとも考えます。

102.50円近辺を超えてくれば、その流れが加速することが確認できそうです。

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他の主要国通貨に対しても、先週末の強い米雇用統計に、フライング気味ながら、9月の利上げ期待もやや高まり、ドルは全面高!

EURUSDは、1.10の大台を狙う動きへ、GBPUSDは、1.2900を試ス動きへ。強かった、AUDUSDは、朝方の安値を下回り、0.7540を割り込み、NZDUSDは、米雇用統計直後の変動を除くと、昨日の安値を割り込む動きへと、ドルは円面高の動きを継続しています。

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メルケル独首相=次期英首相が英国民投票の結果を尊重してEUとの離脱協議を開始すると予想。

参議院選挙、自民党圧勝=前週末のNYダウの上昇もあり、日経平均株価は570円超を上回る。

安倍首相=経済対策の策定指示を出し、補正予算案の裏付けとなる財源には4年ぶりとなる新規国債の追加発行を検討。


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