2016/03/11

2016年3月11日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年3月11日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週末の金曜日、ECBサプライズとSQを消化しながらの日本株高に、円売りの流れが強まるも、為替市場は欧米市場の出方待ちに動きは鈍い。

ECBによる予想外の緩和措置と、ドラギ総裁の緩和打ち止め発言に、揺れ続けたユーロ相場は、FRBの追加利上げ期待をも弱め、次回の利上げは6月の可能性は強いものの、9月へ延期される可能性を指摘する声もちらほら。

EURUSDは1.1200の大台を達成してからは買いの勢いは弱まり、1.1150を割り込み弱含みで推移。欧米市場の出方を見守る動きへ。

AUDUSDは、新興国株は上昇し、原油価格がじわじわ上昇。昨日のNZD急落の影響に引っ張られ値を下げたAUDも立ち直りを見せ、AUDJPYは底堅く推移。、AUDUSD0.7500で、AUDJPYも85.30円近辺で停滞気味ながら上昇傾向を維持。

USDJPYは、アジア市場を通じて株価の上昇もあり、緩やかな上昇が続き113.80円近くまで値を戻す。

GBPUSDは、小幅な値動きながら上値は重い。昨日の海外市場の高値1.4320円をピークに米国市場は緩やかな下げへ。アジア市場の1.4280台の上値を抑えられ小幅下落へ。