2016/03/17

2016年3月16日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年3月16日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

FOMCを明日未明に控えた、海外市場は引き続きドル全面高の流れを継続。円相場は通貨間によりやや異なるも、円売りから円買いへと変化。

原油価格(WTI)は37ドル台半ばまで上昇し、米10年債利回りは2.0%に手が届く水準へと上昇。

英雇用統計は、失業率は10年ぶりの水準へと低下、賃金も上昇する結果にも、GBP買いは限定的で、オズボーン英財務相が今後5年間の成長見通しを下方修正したことで、売りの圧力が続いている。

米住宅着工は強く、建設許可は弱い。消費者物価指数は前年比とコアが予想を上回り直後はドル買いが強まるも、米鉱工業生産・設備稼働率は予想外に伸びずドル買いの流れも弱まる。

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中国国家外為管理局(SAFE)=人民元の安定に伴い資本流出圧力が緩和しつつある。

李中国首相=国内経済について、下振れ圧力はあるものの改革が続く限りハードランディングや大規模なレイオフはない。

オズボーン英財務相(予算演説)=今後5年間の成長見通しを下方修正、世界的な混乱が原因。石油税を事実上廃止する方針。人税率については2020年4月までに17%に引き下げる方針。