2016年3月25日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き
イースター休暇で多くのアジア・欧州市場が休場となる、週末の金曜日。日経平均株価は17000円台へ上昇、原油価格(WTI)は上昇力は鈍く、39ドル台半ばで推移。
注目の日本全国CPIは前回よりも改善し、コアコアも上昇しているがそのペースは超緩慢で、東京都区部CPIは、コアコアは若干の上昇となるも、総合とコアは前回と予想を下回りマイナス圏へと突入。2%のインフレターゲットはいったいいつになったら達成できるのであろうか?
ところで、なぜかここにきて、米通貨当局者からタカ派発言が多く目立ち、金利に敏感な為替相場はどうしても、主要通貨に対してドルブルになりやすい。また、ブルッセルのテロ攻撃もようやく落ち着いてはいるも、ロングウイークエンドの週末リスクをどうしても気にしてしまう。
USDJPYは、112.70~113.30円の60ポイントレンジで動けず、113.50円を超えたら話場別だか、今日がダメでも来週にでもその可能性を意識しながら押し目買いのみを考えたい。
EURUSDは、1.1140で下げ止まっているが、徐々に上値は切り下がり、1.1200台を回復できるまでは、弱気ムードが続く。
AUDUSDは、長期的に上昇へと変化した可能性もあり、押し目買いで、AUDJPYも底堅く押し目買いの流れは変わらず。
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