2016/03/25

米第4四半期GDPの考え方

米第4四半期GDPの考え方

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今日はGood Fridayで、アジア市場はもちろんのこと、欧州市場はほぼお休み状態で、米国市場は株式市場が不在で、盛り上がりに欠ける展開が予想されます。

その中で、日本株は底堅く推移し、ドル円は113円台を達成し今までにはないムードの中で相場が動き、週末リスクや期末の特殊要因など、通貨間での動きが複雑に絡み合ってくることでしょう。

さて、ドル円ですが、本日発表された、全国CPIは予想通りとなりましたが前回より上昇し、コアコアは予想を上回る結果となっています。アジア市場の序盤で円安へと変動した相場が長続きできるかはいつもながら疑問ですが、113円台の水準まで時間をかけながらの上昇はどうしても底堅さを感じてなりません。

テクニカルでは、113.35~40円を超えてくることができるのでしょうか? これが大きなポイントとなり、112.70円がボトムになっています。

今日の米第4四半期GDPは確報値で、前回の改定値と同じく1.0%の予想となっています。過去37回のデータでは、予想と実際との差は、前期比年率で最大1.2%、平均0.4%と若干の変動が予想されます。また、過去29回のデータでは、発表直後15分間のUSDJPYの値動きをみると、最大87pips、平均25pipsと、重要な経済指標ですが変動はそれほど大きくはありません。

そのため、直前の水準とテクニカルレベルを考えて取引をしたいと思います。

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