2016/03/15

2016年3月15日(火曜)昨日14日 海外市場の動き

2016年3月15日(火曜)昨日14日 海外市場の動き

ドル全面高+円も他通貨で全面高。

米インフレ期待の上昇にFOMCによる年央の追加利上げ期待が回復し、原油価格の下落にリスく選好パターンに変化。先週末に上昇した通貨が弱いが株は堅調で流れの継続は疑問。

原油価格は終盤にやや値を戻すも37ドル台前半へ低下、金価格も-25.30ドル低下、ダウ平均は上昇傾向を維持するも、終盤にかけて上昇幅を縮小。

米10年債利回りも終盤に値を戻すも、前日から低下へ。CRBは-1.14(-0.66%)低下、VIXは16.88は+0.38(+2.3%)上昇。

USDJPYは、ドル高+クロスの円高に狭間にあり、FOMと日銀の金融政策決定会合を前に円売り期待が続くも、113.50円以下の買い+113.80台以上の売りでサンドイッチ状態。

EURUSDは、続落。原油価格との連動性は不明ながら、FOMCの年央までの追加利上げ観測に、先週のEUR独り勝ちの反動から続落。ただし、1.10台のボトム感も強い。

AUDUSDは、続落。原油価格の低下+商品価格の低下、リスク回避の動きにAUDロングの調整が強まる。引き続き上昇傾向を維持しながら、0.7450~0.7500で下げ止まるかを注目。


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ロシア大統領=シリア展開軍の撤退を命令

NY連銀2月の消費者調査=米消費者の1年先のインフレ期待の中央値は2.42→2.71%へ上昇、3年先2.45→2.62%。1月は調査開始以来(2013年)の低水準だった。

イランは制裁前シェア回復まで増産凍結に参加しないと表明、原油価格の下落の要因となる。

イラン=原油輸出国の間で増産凍結を含む何らかの調整が必要との考えをおおむね支持するも、生産量の回復が先決で、回復後に凍結に参加する。

ロシア・エネルギー相=増産凍結合意を目指すOPEC加盟国と非加盟国の会合は、イラン不参加のまま4月にドーハで開催される公算が大きい。

ロシア・エネルギー相=イランは制裁導入前の産油量を回復するまで増産凍結協議に参加しないとの姿勢を崩さず。

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