2016/03/15

2016年3月15日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年3月15日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

WTIは弱く相変わらず36ドル台前半で推移、欧米株は小幅下落、米金利も小幅低下。

明日のメインイベントとなる米雇用統計を直前に控えて、為替相場は、ドル買い+円買いの継続へ。

米経済指標は小売売上高は予想通りながら前月分が大きく下方修正へ、卸売物価指数は小幅ながらマイナス幅が拡大、米NY連銀製造業位景気指数は予想のマイナスに反して上昇、米NAHB住宅市場指数は予想通り、米企業在庫はほぼ予想通りで変化に乏しい。

USDJPYは、円クロスで円の買いがドル円相場にも影響。日銀はほぼ前回と変わらず、緩和期待が裏切られ、さらに原油安に円買いの流れが続く。113.20~40円の買いを消化、113円の買いをも消化し、一時112.60円台まで続落し、ようやく下げ止まる。

EURUSDは、1.1070台~1.1120台の狭いレンジで上下。欧州市場序盤では、リスク回避にユーロクロスの買い戻しに1.1120台へ、ドル全面高の流れに1.1070台へ下落。米国勢の参入に再び1.1120台へ上昇するも、動きは緩慢。

AUDUSDは、緩やかな下落へ。弱い原油価格に続落傾向が続き0.7450をボトムにようやく下げ止まる。

逆に、NZDUSDは0.6640近辺をボトムに下げ止まっていたが、リスク回避の流れに0.6630~40を割り込み、ストップの売りが強まり、0.6600を割り込み続落傾向が続く。