2016/03/24

2016年3月24日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年3月24日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き
   
米通貨当局の利上げ支持発言が目立ち、原油価格(WTI)は39ドル台半ばへ続落、日経平均株価は結局-108.65円安。

イースター休暇を直前に控え、ブルッセル爆破事件の後遺症は完全に復旧することはできず、ユーロとポンドの上値を重くしている。特に英国民投票でユーロ離脱の可能性が高まることを危惧。

原油価格の低下と商品価格の下落は、豪ドルとカナダドル売りの流れを維持し、中国人民元がUSDCNHの基準レートを大幅なドル高に設定したことも影響へ。

ドル円は112.90円直前に下止まるも、下げ幅は限定的で上値を試す動きは続きそう。日銀金融政策決定会合(3月15日)の主の意見では、複数が複数がマイナス金利の撤回を主張、思惑が錯綜するも円相場への影響は限定的。

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中国人民銀行=人民元の基準値を大幅な元安・ドル高水準に設定。

日銀金融政策決定会合(3月15日)の主な意見=複数がマイナス金利の撤回を主張、政策の重点を物価安定から、金融システム安定へ移行すべきとの意見もある。


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