2016/03/08

2016年3月8日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年3月8日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

原油価格(WTI)は38ドル台へと上昇、欧州株は下げ幅を縮小させながら小幅安で、米株先物も弱い。米金利は低下し、為替相場は通貨感で強弱分かれる。

AUDUSDは、全人代開催中、人民元の基準価格は3日連続で人民元高へと動かし、弱すぎる中国貿易収支を相殺している。原油とコモディティー価格の上昇が続き、アジア市場で売られ気味の豪ドルは、再び上昇し、主要国では上昇の流れが目立った。

USDJPYは、いつもながら動きは鈍く、112.80円でボトム感が強まるも113.10~20の売りは厚く、レンジ相場が続く。円クロスではAUDJPYは底堅く推移し、他の主要通貨で円は緩やかな上昇へ。

EURUSDは、独鉱工業生産は強く、ユーロ圏GDP改定値は前年比が予想を上回るも、ユーロ相場への影響は限定的で、1.1000~1.1050のレンジで推移。特に方向感は見られず。クロスではEURGBPは買いながら、EURAUDは下落へ。

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カーニーBOE総裁=英国がEUから離脱したら一部銀行がロンドンから離れる可能性。離脱した場合は短期的に経済に悪影響を及ぼす可能性がある。

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