2016/03/16

2016年3月16日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年3月16日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

米FOMCを控え、動きにくい中で流れはドル高。

WTIはオバマ政権が方針を転換し、大西洋岸沖の掘削許可計画を撤回したことが影響しているのか不明ながら、36ドル台後半へと上昇。日経平均株価は-142.62と下落。上海総合は小幅上昇するも、総じて弱含みで推移。欧州株は売りかスタートへ。

アジア市場では、黒田日銀総裁はマイナス金利0.5%への引き下げは理論的に可能と発言、円売りの流れが一時強まる113.50台で上値は抑えられていたが、欧州勢の買いにUSDJPYは113.70台へ続伸へ。

他の主要通貨もドル買いの流れが続き、緩やかな下落基調に入っている。

さて、FOMCは午前3時に結果が発表され、同時に経済見通しも発表となり、30分後の午前3時30分にはイエレンFRB議長の記者会見も控えている。

市場は、追加利上げがないことを織り込み、予想通り6月の追加利上げを裏付けることができるのか? また市場がややハト派になりつつある中で、年内2度の利上げ期待が、さらに拡大することができるかを注目。

米大統領選の行方もいよいよ、トランプ候補 VS クリントン候補の対立色が濃厚となっている。どちらが次期米大統領になっても、自国通貨安政策を採用している国にとっては頭がいたいことであり、日本のその中に属していることを公言していることも気になる。

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全人代の閉幕=李克強首相は規模な雇用削減を招かず、成長軌道からも外れずに肥大化した国内産業の改革を進めることができると表明。


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