2016/03/14

2016年3月14日(月曜)アジア・欧州市場の動き

2016年3月14日(月曜)アジア・欧州市場の動き

週明け月曜日の為替市場は、株価の上昇にリスク関連の通貨買いとなるも、株価の上昇力が鈍くなると逆に振出へ逆戻り。

日経平均株価、上海総合を含め、アジア市場の株価は上昇し、WTIは38ドル台を維持。リスク選好のパターンながら今週はFOMCをはじめ、BOJとBOEの金融政策も控えており、早くも慎重に動きになっているようにも思える。

リスクとしては、日銀のECBを見習うサプライズの追加緩和と緩和打ち止め宣言だが、その可能性は極めて低そうで、FOMCの追加緩和のサプライズだが、その可能性も低そうである。

ポジションの偏りだけを考えれば、EURロング、AUDロングでその調整の売りとなる。AUDは大きな上昇の流れの中の調整をしているだけに思えてならない。

AUDUSDは、先週金曜日の高値を超えて0.7600直前まで上昇するも、利食いの売りと株価と商品価格の伸び悩みに、売りへと変化し先週金曜日の上昇スタート地点となる0.7530近辺で下げ止まっている。

USDJPYは、114円台のトライを先週金曜から何回したことやら。結局は上値は重くなっているが、底値も緩やかに切りあがってもいることも事実。株高=円売り圧力は変わりなく、可能性は低いが期待感は日銀の追加緩期待も根強く、買うタイミングをどこにするかが問題。


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ポーランドの首都ワルシャワで数万人のデモ隊が、憲法の尊重を求め大統領宮殿に進行。

オズボーン英財務相=緊縮財政を維持するため、追加の公共支出削減策を今週発表する方針。

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