2016/10/11

2016年10月11日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年10月11日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

3連休空けのアジア市場は、クリントン氏支持拡大とFRB利上げ期待+弱いEUR+GBPにドル全面高! NZDは追加緩和期待に弱さが目立ち一時0.7060まで下落。原油高の影響にCAD高傾向を維持。

USDJPYは株高にも104円の壁に上げ渋り、クロスでは円高へ。EURUSDはGBP安の流れの影響を受け1.1120を割り込続落、GBPUSDは「ハードブレグジット」のリスクに1.2300を割り込み続落へ。

原油価格は前日の上昇の流れを維持し51ドル台で推移。日経平均株価は原油高の影響もあり1万7千の大台を超え17024.76と+164.67(+0.98%)で終了。欧州株は強弱混在し、独DAXは小幅安、英FTSEは小幅上昇となっている。

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マクダーモットNZ中銀総裁補佐=第2四半期のインフレ率は0.4%と、中銀目標レンジ(1~3%)を大幅に下回っている。18日に発表される第3四半期のインフレ率は低水準にとどまる。9月の政策レビューで示したように、金融政策は引き続き緩和的になる。

クリントン氏(ウィキリークス)=マンディ・グランウォルド氏は2015年10月に助言、金融機関の業務に垣根を設けた「グラス・スティーガル法」の復活を一時検討していた。民主党左派を敵に回すのを回避するために必要。しかし、数週間後にクリントン氏が実際に打ち出したのは、大手行を規模や投資活動の種類に基づくのではなく、経済にもたらすリスクに基づいて解体することを目指す方針だった。

日経平均株価は1万7千円台へ上昇。

エバンズ・シカゴ連銀総裁=インフレ率が目標をオーバーシュートする可能性の高い政策を導入するメリットがある。FRBがインフレ目標を達成できるのか繰り返し懸念を表明。

エバンズ・シカゴ連銀総裁=インフレ率が現行目標を上回っても、現在の環境では最低限の上昇にとどまる。インフレ期待を2%に下げる必要が生じても、政策面で大きな対応は必要ないだろう。

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