2016/10/26

2016年10月26日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年10月26日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

欧州株は値を下げ、米株もマイナスからスタートし、米金利は上昇へ。原油価格は一時49ドルを割り込むなど弱さが目立つ。

為替相場は、EURUSD+GBPUSDの上昇がめだつもスピードは緩慢。強い米PMI+新築住宅販売件数に、ドル買いの流れが強まる。

EURUSDは、欧州市場に入り1.0900の大台を上抜け、米国勢の参入に1.0940台まで続伸。GBPUSDも欧州市場に入り急伸し、米国勢の買いに1.2230台まで続伸。中期筋のEUR+GBPのショートカバーが強い。

USDJPYは104円を割り込むこともできず、104.40円を超えることもできず、約40pipsのレンジで上下するのみで、方向感定まらず。104円割れの買いが強いのか、それとも、USDJPYロングのストップが多いのか、試すこともできず、フラストレーションが溜まる動きへ。

AUDUSDは、早朝の強いCPIを受けた上昇の流れを維持するも、アジア市場の0.7710を高値に0.7650割れまで緩やかに低下。豪CPIを受け上昇した水準となる0.7620台が大きな節目。

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USD 10月 総合PMI・速報値=54.9(予想 前回52.3)、サービス業PMI・速報値=54.8(予想52.3 前回52.3)→ 予想を上回る

USD 9月 新築住宅販売件数=前月比3.1%(予想-1.0% 前回-7.6%)、59.3万件(予想61万件 前回60.9万件)→ 予想を上回る

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浜田内閣官房参与=雇用情勢の改善を持続させるには、金融緩和の効果を増大させる財政拡張が重要。金融政策について、現状でのマイナス金利深掘りは必要ない。

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