2016/10/29

最新のIMMポジションから、 2016年10月29日(土曜)

最新のIMMポジションから、 2016年10月29日(土曜)


10月25日付のデータでは、7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)の合計ネットショート・ポジションは前週とほぼ変わらずの-163,744コントラクト(前週-164,683、-939)となっている。

前週比の変動をみると今年3月22日+971を抜き昨年9月22日の+684以来で最も変動幅の少ない週となっている。

考えられることは、米大統領選もクリントン氏の可能性が高まり、円ロングのポジション調整も進み、通貨ショートもある程度積みあがっていることもあり、以上積極的に通貨ショート(ドルロング)を積み増すことにためらいがあると思われる。

ただ昨日金曜日、FBIがクリントン氏のメール疑惑の再調査に入り、大統領選の行方に不透明感が強まり、円に関しては、先週末に105円の大台を達成したこともあり、次回11月1日のデータがどのように変化するのか、非常に楽しみでもある。

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