2016/10/24

2016年10月24日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年10月24日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

米株は上昇してスタートし、NYダウは100ドル超の上昇へ、原油価格は50ドル台前半へと低下、米10年債利回りは低下から値を戻し上昇へ。

為替相場は、大相場とは言い難いが、米株高+米金利の上昇のドル買いが強く、ブラード・セントルイス連銀総裁の「当面は一度の利上げで十分強」とのドル売り要因はあまり意識されず、アジア市場のドル売りから、欧米市場はル買いへと流れは変化。

EURUSDは、強いユーロ圏PMIと、独連銀月報でインフレ見通しの上昇予測に比較的底堅く推移するも、1.0900台を達成できる売りへと変化。

GBPUSDは、欧州市場序盤の高値1.2240台から、弱いCB製造業受注指数+米金利の上昇に値を下げ、1.2210台まで下落へ。

USDJPYは、103.70台、103.80台と底値を切り上げ、104.00~10のドル売りオーダーを消化しながら、上昇の流れは止まらず。

AUDUSDは、欧州市場序盤の高値0.7640台から全戻しで、早朝のスタート地点0.7610近辺へと逆戻り。

NZDUSDは、弱さが目立ち、アジア・欧州市場序盤の高値0.7160近辺から0.7130台まで続落。

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仏PMIは予想通りながら、ドイツとユーロ圏PMIは予想外に強く、経済活動の拡大ペースが加速、EUR買いが強まる。

ブラード・セントルイス連銀総裁=当面は一度の利上げで十分

ドイツ連銀月報=年末時点の国内インフレ率が2年半ぶりに1%の水準を突破の見込み。

ハンソン・エストニア中銀総裁=ユーロ圏のインフレ率は強弱が混在し見極めできず、ECBの再建買い入れ策の延長議論は時期尚早。

イラン石油次官=イランは増産凍結に参加するようOPEC加盟国に呼びかける用意がある。市場の安定には原油価格は55~60ドルが適切。


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