2016/10/13

2016年10月13日(木曜)アジア市場・欧州市場序盤の動き

2016年10月13日(木曜)アジア市場・欧州市場序盤の動き

株高=円安から、株安=円高へと急変。中国の輸出は予想外に落ち込み、リスク回避の円の買い戻しへ。


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アジア市場はFOMC議事録の影響と言うより、米利上げは避けられずとの判断にも関わらず、予想外に底堅い米株を材料に、日経平均株価は取引開始から上昇。

前日終値から130円近くの上昇と一時1万7千を狙う動きとなり、USDJPYは104.50超えのストップを試し、10時の仲値前後では一時104.60近くまで上昇。

しかし、日経平均株価がマイナスに転じると、USDJPY相場は一変し、中国の輸出入の低迷を受け、リスク回避なのか? ドルロングの投げなのか? 一時103.50円台まで急落、クロスでも円は全面高の展開となった。

EURUSDは、1.1000の大台を死守するも、買い戻しも弱く引き続き底値を試す動きを継続。

GBPUSDは、NY市場の安値1.2160台後半を割り込み、一時1.2130台まで値を下げるも、緩やかな下げにとどまっている。

AUDUSD、NZDUSD共に、NY市場の安値を割り込みながらも、相場が急変することはなく緩やかな下げにとどまり、AUDJPY+NZDJPYも急落後は下げ止まり、ドル円の動きに連動している。

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