2016/10/19

2016年10月19日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年10月19日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

米若者は、クリントン氏・トランプ氏のいずれかの選択肢より、地球の消滅を選択(まさか?)。過去2回の討論会と比較にならないほど、盛り上がりに乏しい3回目の討論会が日本時間明日午前中に控えている。

注目の中国GDPは、前年比6.7%(予想6.7% 前回6.7%)と予想通りながら鉱工業生産が弱い。直後から弱い中国の経済指標というより、ポジション調整のきっかけになったと思われAUDUSD+NZDUSDの売りが強まる。

GBPUSDは、メイ英首相は議会に譲歩なのか、先週末から続く「ハードブレグジット」→「ソフトブレグジット」へと変化を期待させる発言や行動に、GBPショートの巻き戻しが強まっていたが、積極的にロングを取ることもできず、朝方の1.2310台をピークに下落。

EURUSDは、EURGBPの売りの呪縛から逃れながらも、ECB理事会の結果を見るまでは不安で積極的にEUR買いはできず。EURJPYの売りに、アジア市場の高値1.1000直前から再び下落へ。弱さが目立つ動きが続く。

USDJPY米株は比較的堅調ながら、米金利は低下。原油価格の変動にも、新興国通貨の上昇(MXN)高=リスク回避の流れも、104円台を維持することはできず。円ショートの買い戻しが強まる。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

米マサチューセッツ大学ローウェル校の世論調査=今回の米大統領選で、米国の若者が民主・共和のどちらの候補に対しても不満を抱く。民主党のクリントン候補と共和党のトランプ候補のどちらかが大統領になるくらいなら、巨大隕石の衝突で地球が消滅する方が良いとの回答は約23%に上った。

中国国家統計局=1~9月の中国不動産投資は前年同期比5.8%(1~8月5.4%)へ増加。政府は不動産への過剰な投資抑制を目指している。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※