2016/10/01

2016年9月30日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年9月30日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

米株は強く+米金利は上昇、原油価格も上昇へ。

為替市場は、アジア市場での円相場の急上昇+急落など、主要通貨で上下変動が続き、円クロスでの変動が続き現状は円売りに軍配。

欧州の金融株の反発にEURUSD+EURJPYは続伸。期末要因なのか、スイス中銀の介入との思惑もあり、EURCHFは1.0810→1.0900台へ急進。

原油高+強いカナダGDPに、USDCADは1.3170台→1.3080台へ急落し、カナダドル買いが強まる。

USDJPYは、日本時間の101.10近辺→101.80円近くまで急伸後の100.70円台までの急落、そして、欧米市場では101.40円台を回復するも、動きは徐々に緩慢となり、他の主要通貨でドル売りが強まる中で、円クロスでは円売りが続く。

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英CPIは、GDP・確報値=前期比0.7%(予想0.6% 前回0.6%)、前年比2.1%(予想2.2% 前回2.2→1.9%)→ 予想を上回り直後はGBPが上昇へ

ユーロ圏CPIは、HICP前年比0.4%(予想0.4% 前回0.2%)、コア前年比0.8%(予想0.9% 前回0.8%)→ 前年比は予想通りながら前回より上昇、コアは前月と変わらずながら予想より弱い

カナダの月次GDPは、0.5%(予想0.3% 前回0.6%)、前年比1.3%(予想1.0% 前回1.1→1.2%)→ 予想を上回りCAD買の材料となる


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IMF=ドルの外貨準備は、第2四半期に63.6→63.4%へ減少。ユーロ=20.4→20.2%。


デイセルブルム・ユーロ圏財務相会合議長=ドイツ銀行は独政府の支援なしで自力で活路を見出す必要がある。

CHF急落=EURCHFは1.0810→1.0900まで急伸、スイス中銀の介入の可能性。

ドンブレット独連銀理事=IMFが提唱する主要国の協調的な景気刺激策は必要ない。長期停滞に陥る危険があるとの懸念は誇張されている。先進国の潜在成長率が低下しているのは人口動態の変化によるもので避けることができない。

ドルの調達コストが急騰=為替スワップ経由のドル調達コストが、2009年2月以来の高水準

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