2016/10/25

2016年10月25日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年10月25日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

日経平均株価は+130.83(+0.76%)と上昇、原油価格(WTI)は50ドル台後半へと小幅上昇へ。為替相場は主要通貨でドルと円は軟調に推移。

早朝からUSDCADは波乱の展開。NY市場の引け間際に、ボロズ・カナダ中銀総裁は「我々のベストプランは次の18か月様子見、すなわち待つことである」との発言に、追加緩和の後退=USDCADは急落。

その後「18か月とはアウトプットギャップのことで金融政策のことではない」と否定し=USDCADは急進。ただし、最初の出発地点まで回復することができる、カナダドル高の流れが続いている。

アジア市場は、他の主要通貨では全般的にドル売りの流れとなり、AUDUSDは0.7590近く→0.7630台へ上昇。NZDUSDも0.7110近く→07150台へと上昇。EURUSDは1.0860台→1.0880台まで値を戻すも、全体的には小幅な変動に留まっている。

USDJPYは、NY市場引け値近辺の104.10台をボトムに、株高=円安+クロスでの円売りに、104.50近くまで上昇、引き続き104.50~70の水準が大きな壁となっている。ただし、大きな材料もなく、底値をじわじわ切り上げる相場展開に、天井が見えない。

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NZ中銀=次回以降の金融政策に関する声明で、これまでの90日物銀行手形金利見通しに代わり、政策金利見通しを公表すると公表。

26日の豪CPIで、第3四半期の基調インフレ率が1.5%近辺となれば、豪中銀の緩和サイクルが終了する可能性があるとの観測も豪ドル買いへ。

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