2016/10/19

2016年10月19日(水曜)18日、海外市場の動き

2016年10月19日(水曜)18日、海外市場の動き

為替相場は、弱い米CPIコアに米金利は低下しドル売りが強まるが、一日を通じて、EURは下落(ECB理事会を意識してなのか?)、GBP(強い英CPI+議会批准の可能性)+NZD+AUDの上昇(強いNZDCPI+豪中銀総裁発言)、JPY+CAD(原油価格に連動)は横ばいと、通貨間で異なる動きへ。

弱い米CPIコア+強い米企業決算に米株は上昇からスタートしほぼ同水準で推移し、S&P+NASDAQも強く、米金利は低下傾向が続く。原油価格は一時下落するも持ち直し50ドル台を維持。

今日19日発表の、中国GDP+英雇用統計+カナダ中銀+ベージュブック+米企業決算による変動を注目。また、米株高+日本株先物が一時1万7千円台を付けたこともあり、日本株=円相場の流れを注視。

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アジア市場で強いNZDCPI+ロウ豪中銀総裁発言に、ドル売りをリードし上昇した「NZDUSD+AUDUSD」。欧米市場に入り弱い米CPIコアに上昇傾向を維持するも、AUDUSDは0.7620台(早朝安値)→0.7680台をピークに伸び悩み、NZDUSDは0.7130(早朝安値)→0.7210台まで続伸し強さが目立った。

EURUSDはアジア・欧州市場の1.1020台をピークに、20日のECB理事会を意識したのか、EURGBPの売りも続き伸び悩み続落。米CPIに一時買い戻される局面も見られたが、1.0970台まで続落し主要通貨で全面安。

GBPUSDは、アジア早朝の1.2170台を安値に、英CPI前年比が2年ぶりの高水準+弱い米CPIコア+EU離脱の最終合意に議会批准が必要となる可能性に1.2320台まで続伸し、主要通貨で全面高。結果的にEURGBPは0.9030台→0.8910台まで続落、GBPJPYも126.40台→128.10台へと続伸へ。

USDJPYは、一日を通じて103.70~20の50pipsレンジで上下。特に変化は見られず。ただ、先週見られた104.50円を何度もトライし加速した円売りの力強さは感じられず、テーマはJPYからやや軌道が変化。

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FRB9月の公定歩合議事要旨=12地区連銀中、9地区連銀が利上げを求めた(前回は8地区連銀)。アトランタ、カンザスシティー、リッチモンド、クリーブランド、サンフランシスコ、ボストン、セントルイス、フィラデルフィア、ダラス地区連銀が、1.0→1.25%への引き上げを提案。

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関係者=英政府の弁護人は、「EU離脱の最終合意は議会批准が必要となる可能性が非常に高い」→ 安心感が広まりポンド買いが強まる。

ゴールドマン・サックス・グループ決算=前年同期比47%の増益。


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