2016/10/14

2016年10月14日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年10月14日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

昨日は予想外に弱い中国貿易統計に市場はリスク回避の動きで、株安+円高と波乱の展開となった。今日は、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁から予想外のネガティブな発言と、強い中国CPIに混在ながら、原油価格も上昇し、日本株高に弱いながらリスク選好の動きで、株高=円安へ。

EURUSD+GBPUSDは、共に内からの要因により弱くドル高の流れが続き、原油高+資源価格の上昇に、AUDUSD+NZDUSDは比較的プラスの影響を受け底堅く推移、USDCADは上下変動しながらも、原油高=CAD高の流れを維持。


USDJPYは、日本株の動きと連動しながら、103.60台をボトムに下げ止まり、104円台を回復。ただし、104円台では昨日の急落の影響も強く、積極的な買いも見られず。引き続き104.50~60円台を超えられるかが大きなポイントになっている。


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カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁=米経済はリセッションは予想していないが、経済の活況も予想していない、低迷が続く可能性は大きい。

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豪中銀金融安定報告書=国内の銀行システムの状況は良好で、ショックに対する回復力があるが、集合住宅の供給過剰リスクの高まりと、資源セクターを注視する必要がある。

豪中銀金融安定報告書=中国の債務拡大が主要な懸念要因。デフォルトが続けば中国の経済が混乱する可能性がり、輸出に影響。

豪中銀金融安定報告書=都市部で集合住宅の著しい供給過剰が起こる可能性が高く、市場環境が悪化する場合、銀行が重大な損失を被る恐れがある。

中国消費者物価指数=前月比0.7%(予想0.3% 前回0.1%)、前年比1.9%(予想1.6% 前回1.3%)→ 予想外に強く円売りが一時強ま、豪ドル+NZドルも上昇へ

中国生産者物価指数=前年比0.1%(予想-0.3% 前回-0.8%)→ 予想外のプラスと強い数字に直後は円売りが強まる

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