2016/10/28

2016年10月28日(金曜)アジア・欧州市場の動き

2016年10月28日(金曜)アジア・欧州市場の動き

週末金曜日、実質的には月末。これから発表される、独CPI+米GDPを控えて積極的に動きにくい中、為替市場は大きな動きは見られず。

日経平均株価は+109.99(+0.63%)上昇、原油価格(WTI)は50ドルを回復できず、相変わらず49ドル台半ばで推移。

日本のCPIは先行する東京都区部が+0.1%と2月以来久々にプラス圏へ復帰、今後の上昇が期待できる反面、全国CPIは-0.5%と前月と変わらず、3月以来マイナス圏で推移し、プラス圏を維持していたコアコアは0.0%と2003年9月以来の低水準ながら、ドル円相場への影響は見られず。

USDJPYは、105.05~40円と35pipsの動きで、大台が変わってからの予想外の狭い動きに違和感を感じるが、105円台を維持していることで底堅さは変わらず。104.80、104.50、104.30円と底値では買いを待ち構えているように思えてならない。

AUDUSDは、欧米の金利が上昇する中、金利差によるメリットが薄らいだのか、AUDロングの巻き戻しが続き、追加緩和の予測が薄らいでもAUD売りの流れは変わらず。大枠では0.7560~0.7610のレンジで推移するも、大きな目では0.7500~0.7750のレンジ入りか。

EURUSDは1.0890台を回復し、1.0920台まで値を戻すも、GBPUSDは1.2150~90のレンジで動きは鈍い。、

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クーレECB専務理事=刺激策はインフレが軌道に乗るまで続ける。現在の金融政策の設定は適切。

28日からはウィーンで産油国会合が開催される予定、11月のOPOEC定例総会前に結果が気になる。

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