2016/10/14

2016年10月14日(金曜)13日、海外市場の動き

2016年10月14日(金曜)13日、海外市場の動き

中国貿易統計の悪化に世界的な株安。米株は下落幅を縮め小幅安で終了、米金利は低下、原油価格は一時的な下げから回復し小幅高へ。

為替市場はリスク回避のドル買い+円買いから、米株の回復に、ドル売り+円売りへと変化。ドルは主要国通貨で値を下げ、ドルインデックスは97.966→97.53へと続落へ。

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USDJPYは、アジア市場の高値104.60台→米株安に一時103.30台へ低下、円ショートポジションが多いのか戻りも103.70を超えられず鈍い。米株が下げ幅を縮小すると再び買い戻しの流れが始まるも、またしても103.70円で上げ止まる。

EURUSDは、アジア市場の高値1.1030台から1.1000の大台を割り込み、欧州市場の序盤に一時1.0980台の安値まで下落。実需勢の買に値を戻し、米株が安値から値を戻し、欧州クロージングタイムにはとショートカバーに続伸し1.1050台を回復へ。

GBPUSDは、欧州序盤に1.2150を割り込み一時1.2130台の本日安値まで下落。欧米市場では1.2180をボトムに値を戻し、欧州クロージングタイムにはショートカバーに1.2270台まで値を戻す。

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ダウ平均株価は、アジア・欧州株の下落に、開始直後から値を下げ一時17959ドルまで下落するも18137ドルまで値を戻し18,098.94(-25.26・-0.25%)で終了。

原油価格(WTI)は米原油在庫の増加に一時49.36ドルまで下落するもクッシング在庫の減少で持ち直し、50ドル台半ばで推移。

米10年債利回りは前日の1.7692%→一時1.725%まで低下するも、1.747%近くまで戻し推移、2年債も0.838%近くへと低下。

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米輸入物価指数=前年比-1.1%(予想-1.0% 前回-2.2%)、輸出物価指数=前年比-1.5%(予想 前回-2.4%)→ マイナス幅が縮小へ

新規失業保険申請件数=24.6万件(予想25.4万件 前回24.9→24.6万件)、継続受注者数=204.60万件(予想205.0万件 前回206.2万件)

米週間原油在庫=490万バレル(予想65万バレル 前回-297.6万バレル)

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ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁講演=米経済は極めて堅調で労働市場も力強く、年内1度の利上げを支持、2017年は2度の利上げの可能性も。FRBが大統領選の結果を待つ可能性も。

ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁講演=将来は長期的な労働参加率の低下に成長が抑制、生産性の向上が鈍り生活水準の改善ペースが減速へ。経済の活力は弱まり、政策余地が狭まることを意味しており重大だ

米エネルギー省(EIA)月次の短期エネルギー見通し=2017年の原油生産量見通(日量)を26万バレル減→14万バレル減に引き下げた。

米エネルギー省(EIA)月次の短期エネルギー見通し=データは過去2年の在庫の積み上がりを示唆、在庫は来年第3四半期に初めて減少すると予想、需給が均衡に向かう。

トゥスク大統領=可能性は低いが、ハードブレグジット以外の選択肢はEU内にとどまることしかない。


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