2016/01/10

今週の主な材料(1月11日~15日)

今週の主な材料(1月11日~15日)

2016年の第1週は過ぎました。先週1週間を振り返るとリスク回避の動きが相場を大きく動かし、2016年は波乱の年であることを告げるようなドル高の動きが続いています。

中国株安+人民元切り下げに端を発する動きに、イラン・サウジの対立、そして、北朝鮮の核実験も加わり、株安+原油安+円高がどこまで続くのでしょうか?

さて、今年2週目となる1月11日の週ですが、今週の経済指標やイベントは以下の通りで、注目材料はいくつかあります。

また、今週からは中銀関係者からの発言が多くなり始めます。その中では、ダドリーNY連銀総裁講演(15日)を注目しています。それに加え、中東情勢や原油価格などの両面を気にしながら、リスク回避の流れがどこまで続くのかを注視しなければなりません。

1.中国株や人民元相場に影響を与えそうな、中国貿易収支(13日)
2.FRBの次回利上げ時期に影響を与えそうな、米国発の働市場実勢指数(11日)、JOLT労働調査(12日)、ベージュブック(13日)、新規失業保険申請件数・輸入物価指数(14日)、NY連銀製造業景気指数・小売売上高・鉱工業生産・背す日稼働率・ミシガン大学消費者信頼感指数・企業在庫(15日)があり、特に週末の15日に米国発の経済指標が多く控えています。
3.弱さが目立つ豪ドルと英ポンドの今後を占う、豪雇用統計とBOE金融政策(14日)。

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1/11(月)   東京市場休場(成人の日)      
18:30    EUR センティックス投資家センチメント
00:00    USD 12月 労働市場情勢指数(LMCI)=予想 前回0.5

1/12(火)       
08:50    JPY 経常収支・貿易収支
18:30    GBP 鉱工業生産・製造業生産
00:00    USD JOLT労働調査(求人件数)
00:00    GBP 英国立経済研究所(NIESR)GDP予測
      
USD オバマ米大統領の一般教書演説

1/13(水)         
16:45    FRN 消費者物価指数
19:00    EUR 鉱工業生産
00:30    USD EIA石油在庫統計
04:00    USD 地区連銀経済報告書(ベージュブック)
未定    CNH 貿易収支

1/14(木)        
09:30    AUD 雇用統計
18:00    GER GDP
21:00    GBP BOE金融政策委員会
21:30    EUR ECB理事会議事要旨(12月3日分)
22:30    USD 失業保険申請件数
22:30    USD 輸入物価指数

1/15(金)         
19:00    EUR 貿易収支
22:30    USD NY連銀製造業景気指数
22:30    USD 小売売上高
22:30    USD 生産者物価指数
23:00    CAD 中古住宅販売
23:00    USD ダドリーNY連銀総裁講演
23:15    USD 鉱工業生産・設備稼働率
00:00    USD ミシガン大学消費者信頼感指数
00:00    USD 企業在庫

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