2016/01/20

2016年1月20日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年1月20日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

リスク回避の動きが加速。USDJPYは昨年の円高水準となる116.10円台を再トライ。

日経平均株価は-3.71%(632円安)、香港株も-4.05%へ、欧州株も続落からスタート。WTIは28ドル台へ低下し、米10年債利回りは2.0%を割り込み低下。

USDJPYは、116.50円をボトムに下げ止まっていたが、欧州株が急落して始まり、日経先物が16,300円を割り込むと同時に、昨年8月の人民元大幅切り下げ時の安値116.10円台まで下落し、何とか116円台を維持している。

EURUSDは、リスク回避の動きにEUR買いが強く、1.0970台まで上昇。1.1000の大台を狙える水準となったが、続かず。今後の米株の動きを注もしたい。

AUDUSDは、NZDの下げと弱いウエストパック消費者信頼感指数、中国株の下落に0.6840台へ続落。

NZDUSDは、早朝の弱いNZCPIに急落、戻りも限定的で、欧州市場に入り、リスク回避の動きが強まると、0.6360を割り込み再び下落へ。

USDCADは、原油価格の下げに連動し、1.4670台へ上昇。

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佐藤ゆうちょ銀行副社長=収益追求ポートフォリオを前倒しで拡大、18年3月末には60兆円を優に超える見込み。外国証券投資、今の為替水準なら基本的に為替リスクはヘッジしたい。現在の金利環境では国債保有額は減少方向。

菅官房長官=日銀総裁は必要なら対応する考えを述べている。

サウジ=リヤルのフォーワード取引を停止へ。

関係者は日銀は春闘に失業感を強める=賃金交渉が不発に終われば2%物価目標の実現に不可欠な期待インフレ率の上昇にも黄信号がともる。日銀は29日に公表する新たな展望リポートで、物価見通しをさらに下方修正し、2%の達成時期を再度先延ばしすることを検討している。

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