2016/01/14

22:30 米輸入物価指数(取引通貨ペア USDJPY)

22:30 米輸入物価指数(取引通貨ペア USDJPY)


今年に入ってから特に目立っているドル高の流れに、輸入物価指数の低下が予想されています。前月比は-1.4%と前回の-0.4%から大幅な低下が見込まれており、ドル高に対する何等かの圧力も気になります。

特に、昨日のベージュブックを含め、連銀総裁からは中国や世界経済はもちろんのこと、米経済に対総じて弱気な発言が目立ち、ドル高による影響も危惧されています。

そのため、予想外に輸入物価指数が低下するようであれば、一時的にドル売りが強まる可能性も意識する必要があります。しかし、継続性を考えるときにどこまでドル売りの流れを継続できるのでしょうか? 現状のリスク連動がたの相場展開を考えれば、疑問が生じます。

今回は、過去9回のデータを見ても、直後15分間の変動は限定的で、直前のドル円の水準とテクニカルポイントをみながら、指値の売りと買いを選択肢として考えたいと思います。

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≪今回の予想と前回の数字≫
米輸入物価指数
前月比=予想-1.4% 前回-0.4%、
前年比=予想-8.4% 前回-9.4%、

≪過去11回の予想と実際との差≫
前月比
Max=0.6%
Min=0.0%
Ave=0.3%

前年比
Max=1.1%
Min=0.0%
Ave=0.5%

≪USDJPY 過去9回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max73pips
Hi-low=Min7pips
Hi-low=Ave26pips

Open-Hi=Max104pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave31pips

Open-Low=Max90pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave24pips