今日のFXストラテジーの考え方
1月7日 （木）19:00 ユーロ圏小売売上高（取引通貨ペア EURJPY）
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2016年に入り、市場の変動は止まらず、中国経済や新興国経済の弱さが目立ち、中国発による世界的な株安が続き、通貨人民元安＋資源国通貨安で、リスク回避の動きに、ドルと円の買いが強まっており、極最近ではそれにユーロの買いも加わっています。
USDJPYはついに118円を割り込み、テクニカルでは円クロスも総崩れで、多通貨売り＋円買い一色の流れとなっています。
そのため、イベントでの取引はやや蚊帳の外に置かれており、短期的な取引に集中する動きより、リスク資産の動向や金利・株式相場に連動した、トレンドフォロー型の動きが主流となっています。
そのため、今週に入り、米国の単発的な経済指標では昨日のADP雇用統計を除き、直後の反応は鈍く、短期取引で変動を狙う動きは難しくなっています。今日は、ユーロ圏発の小売売上高で取引を考えています。午後7時の相場を考えると、欧州株や金利で相場が動いている可能性が高いと思われます。
今日の、小売売上高の数字にどのように反応するのか、やや予想しにくい状況となっていますが、現在の状況が続くようでしたら、正攻法でトレンドに沿った方向でポジションを取り、ターゲットに届かなければ、ギブアップするリスク回避での取引を考えています。
その判断としましては、EURJPYは現在127円台の中で上下しているのか？ EURUSDが1.08台を維持できているか？ USDJPYが118.00の分岐点のどちらにいるのか？ その水準によりEURJPYを判断したいと思います。
