2016/01/09

2016年1月8日(金曜)欧州・米国市場の動き

2016年1月8日(金曜)欧州・米国市場の動き

週末金曜日は、強い米雇用統計にドル売りの流れが強まるが、通貨間で動きは異なり、商品価格と中国経済の影響が強い通貨は売れれ、ヘッジ通貨は買われる動きが続く。

米雇用統計は失業率5.0%で変わらず、非農業部門雇用者数は29.2万人と予想外に増加、過去2ヵ月も上方修正するも、平均時給は前月比0.0%と予想に届かず。発表直後はドル買いへと反応するも、通貨間で動きは複雑。

カナダ雇用統計は失業率7.1%と変わらず、雇用者数は2.28万人と予想外に増加するも、その多くはパートタイムで、正規雇用者数はマイナスへ。USDCADは売り買いが交錯。

英貿易収支は赤字額が予想を下回り、独貿易収支は黒字額が予想を上回り、経常収支も予想外に増加へ。

米株は買いの勢いは弱まるも前日比から上昇、WTIは上昇力は弱く34→33ドル台で推移。米金利は小幅上昇へ。

為替市場は、米雇用統計の発表直後はドル買いに反応するも、USDJPYは上昇するも動きは鈍く、、EURUSDは下落しドル買いが強まるも続かず、結局は1.0800台の動きへ。逆にGBPUSD+AUDUSD+NZDUSDは続落傾向が止まらず、商品価格と中国経済の影響が強い通貨は売れれ、ヘッジ通貨は買われる動きが続く。