2016/01/07

2016年1月7日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年1月7日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

止まらぬ円高、株安に円は円面高で、118円を割り込み下げ止まり感は見られず。リスク資産は国債やキャッシュに向かい、債券価格は上昇し利回りは低下。

人民元は当局のご威光なのか人民元売りは一時的にとどまったが、上海総合指数は7%超の下落で取引停止となり、他の中国株も軒並み大幅な下げとなった。

その影響を強く受け、日経平均株価も2.33%と400円超の下落となり、欧州市場でも独DAXは3%超下落し、株安=円高の方程式が続き、米金利も低下し、円は全面高の展開がアジア・欧州市場の序盤で続いている。

最近の傾向となっているドル高+円高の流れも、円高が先頭を切る動きとなり、ドル高の動きはややスローダウンしているが、GBPUSDの売りが加速し、WTIが32ドル台へと大幅に低下するなか、USDCADは続伸し、GBP+CAD売りが主要通貨で顕著に見られた。

USDJPYは、118.20円をトップに117.50円まで続落。下げ止まり感は見られず。

EURUSDは、1.0770~1.0820のレンジで上下、新興国通貨あGBPでは上昇するも、JPYでは弱い。

GBPUSDは、1.4640をトップに1.4560まで続落、下げ止まり感は見られず。」

AUDUSDは、0.7020を一時割り込むも、比較的健闘中。単体では上値は重く原油価格の下落に下向きリスクは続き、他の新興国通貨では強い。

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