2016/01/13

2016年1月13日(水曜) 欧州・米国市場序盤の動き

2016年1月13日(水曜) 欧州・米国市場序盤の動き

伊藤教授いわく、ドル円相は120~125円が良いレンジ。

世界的な株高の流れに、円はクロスでもやや軟化し、USDJPYは118円台前半で買いも戻されるも動けず。年来の変動率もようやく収まる傾向が強まる。

欧州株は上昇(EUROSTOXX50+1.65%)、米DJIA・Futuresも0.8%近く上昇、WTIは31ドル台に続伸、EIA石油在庫統計を見守る中、米金利も小幅上昇へ。

為替市場の動きは鈍く、USDJPYは118.00~40円のレンジで動けず、EURUSDも1.0805~40の狭い値動きで、弱いユーロ圏鉱工業生産にも、独財政収支の黒拡大もあり、なんとか1.08の大台を維持。AUDUSDも0.70の大台をキープし、0.7010~40の狭いレンジで推移。

USDCADは、原油価格の緩やかな上昇に一時1.4190まで下落しカナダドルの買いが続く。GBPUSDは、弱さが目立ち、一時1.4380まで下落し、ようやく下げ止まる。

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伊藤コロンビア大学院教授=ドル円相場は120~125円が良いレンジ。世界経済や金融市場の懸念が深刻化しても、115円になり110円の円高にならない限り、それほど深刻ではない。100円、11円の定着はあり得ず、中期的に120円近くで推移する。

ビルロワドガロー仏中銀総裁=2016年は2008年の危機を繰り返さない。ユーロ安は必要とされているから。

ショイブレ独財務相=2015年の独財政収支は121億ユーロの黒字に拡大へ

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