2016/01/20

2016年1月20日(水曜) 欧州・米国市場序盤の動き

2016年1月20日(水曜) 欧州・米国市場序盤の動き

米10年債利回りは2.0%を割り込み推移、欧州株の下落は止まらず独DAXは-2.2%、FTSEも-2.59%と弱く、米株も下落してスタート。WTIも弱い。

為替市場は、米建設許可は予想を上回り、住宅着工件数は予想に届かず、強弱混在。米CPIは予想を下回り強さは感じられず、ドル売りの流れは弱まる。

USDJPYは、欧州市場に入り、欧州株や日本株先物が一時大幅に下落し、リスク回避の円買いが一時活発化した。8月の安値水準を割り込み、重要な116円のテクニカルポイントで下げ止まり、反発。116.40~00のレンジに収まり、下値達成期待はあるも、その判断は難しい。

EURUSDも、リスク回避のEUR買いに1.0970台まで上昇するも、1.10の大台を目前に失速。1.0930を割り込み、直近のロングポジションの切りに上昇のスタート地点近くの1.0890台まで続落。上値の重さは確認したが、緩やかな上昇は続く。

GBPUSDは、1.4130~1.4190のレンジ上限を抜け出し1.42台を上回る。英雇用統計は、失業率は低下、失業者数も減少するも、平均所得の伸びは鈍かったが、GBPUSDは直後に上昇し、暫くは1.4130~1.4195のレンジで上下変動。そして、EURGBPの売りなのか? GBPは独歩高へ。

AUDUSD+NZDUSDは、アジア市場から続いた下落も収まり、AUDUSDは0.6830を底値に反発するも、0.6880の上値は重いう。NZDUSDは0.6350近辺をボトムに動きは鈍い。