2016/01/08

2016年1月8日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年1月8日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年の第一週は激しい変動からスタートしたが、週末金曜日は米雇用統計を控えて、株価株は人民元は堅調に推移し、昨日来のドル買いの流れもやや収まる。

円買い+ドル買いの動きも落ち着いたのか、クロスでは円売りへと変化し、USDJPYは118.50を一時超える動きへと変化し、円売りがやや優勢となっており、EURUSDは1.0940台まで上昇後、再度下落へ。

原油価格は34ドル近くまで上昇、米金利も上昇、中国株は上昇(上海総合は2%超)し、USDCNHは一時ドル売りが強まるが、日経平均株価ば-0.39%と小幅下落へ。

USDJPYは、117.60台→118.60近辺へと一時1円近く上昇。久しぶりの大幅反発に、市場の円ロングが取り残された可能性のあり、株価の続落がなければ118.00円をボトムに118円台半ばで、米雇用統計を迎える可能性が高くなっている。

EURUSDは、1.0920→1.0870台へと下落、1.1000の大台がより重要に。目先は1.0800~1.0950のレンジに入りやすく、米雇用統計の結果でこのレンジを抜け出せるか? そしてその方向に動く可能性が高くなっている。

AUDUSDは0.7020→0.7070台へ一時上昇するなど、後が続かず0.7050~65も狭いレンジで停滞している。欧米市場の株価や米雇用統計、原油価格などを考えれば、この狭いレンジにとどまることは考えにくく、早朝時のレンジ0.7000~0.7080のレンジでの取引を考え、そして抜け出した方向に動きやすい。

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中国人民銀行はオペで流動性を供給、人民元の金利は低下し、資本流出を大量供給で相殺へ。

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