2016/01/15

2016年1月15日(金曜)アジア・欧州市場の動き

2016年1月15日(金曜)アジア・欧州市場の動き

前日の米株上昇で期待された日本株は、開始直後の17,600円近くを高値に一時17,100円割れまで続落。上海総合も3.4%近く下落し、USDCNHは6.62近辺まで上昇し、人民元売りが続き、WTIは再び30ドル台へと下落。

このリスクオフの流れに、JPY高+EUR高へと動き、逆にAUD売り+CAD売りが続く。

特に、株安+原油価格の下落に、USDCADは1.4400→1.4520台へと急進、CADJPYは81.80→81.00円まで下落し、短時間でカナダドル売りが加速した。

USDJPYは、中国株安+人民元安+原油安のリスオフの御三家と、日本株安にのようやく円買いへと反応。黒田日銀総裁は「現時点で追加緩和をする考えはない」と発言。クロスで円高へと動き、USDJPYは117.60円まで続落。またしても、117~118.50円のレンジ収まり、118.50円を超える動きも見られず。

EURUSDは、リスクオフ=EUR買いの流れで、再び1.0900を目指す動きへ。

GBPUSDは、EURGBPの買いも見られ上値は多く、1.4400を再び割り込む。

AUDUSDは、続落傾向止まらず。中国株安+人民元安+原油安に0.7000を超えられず、逆に0.69400を割り込み売りは止まらず。

USDCADは、上昇とまらず、カナダドル安止まらず。要因を特定できないが、原油価格の続落以外にも、カナダドル売りの材料か要因があったと思われる。急激なカナダドル売り(USDCAD上昇)に、カナダドルはクロスでも全面安。