2016/01/28

2016年1月28日(木曜)昨日27日 海外市場の動き(午前5時ごろ)

2016年1月28日(木曜)昨日27日 海外市場の動き(午前5時ごろ)

FOMCは期待通り動けず。WTIはクッシングの在庫が予想以上に減少し原油価格は32台へ上昇、米株は終盤にかけ続落、米金利は上昇は続かず。CRBは162.68→164.18近くと上昇、VIXは22.25→23.50 近くへと上昇。

FOMCは予想通り政策金利の据え置きを決定、世界経済や金融の動向を注視へ。予想範囲内で反応は鈍く、直後は上下変動するも、動きはポジション調整だけで限定的。

午前5時のNZ中銀金融政策を据え置くが、今後の利下げの可能性+NZD安は適切との発言にNZDは売りが加速し全面安。

USDJPYは、118.50円を超え、前回の高値118.80円を超え、FOMOC直後は一時119円台へ上昇、終盤は売りへと変化するも、日銀の追加緩和期待も残り、円売り傾向は止まらず。

EURUSDは、一時1.09台を回復するも、上下変動幅が大きく1.0850~1.0915のレンジで上下。1.0850台を維持し底堅く推移へ、欧州市場で一度、米国市場の終盤、NZDドル急落に、リスク回避の流れが強まり、2度目となる1.0910~15まで上昇するも1.09台を継続することはできず。今日もこの水準が維持できるかがポイント。

GBPUSDは、EURGBPの買いの影響もあり、午前零時のオプションカットから1.4300を維持できず1.4230台へ続落。FOMC後も1.4230~80のレンジで上下するも、上値は重い。

NZDUSDは、0.6480~0.6530台へ続伸、FOMC後も高値で安定するも、NZ中銀は政策金利予想通り据え置くも、弱気な通貨安発言にNZDは急落、0.6420近くでようやく下げ止まる。

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FOMC=政策金利0.25~0.5%の据え置きを決定。緩やかなペースで借り入れコストを引き上げる見通しを据え置く。世界経済や金融の動向を注視し、米国の見通しに影響するかを注視へ。政策決定は全会一致。

FOMC=昨年末に経済成長は鈍化したが、労働市場は一段と改善。

NZ中銀は金融政策を据え置き、NZD安は適切+追加緩和の必要性にNZDは急落へ。

米短期金利先物市場は、今年7月までの利上げ予想せず。物価は一時的要因消え、雇用がさらに改善すれば上昇。


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