2016/01/15

2016年1月15日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年1月15日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

リスクオフの流れが加速!

リスク資産売り+安全資産買いが強まり、JPY+EURは上昇、GBP+AUD+NZD+CADの下落は続く。

欧州市場にはいり、原油価格の下落は止まらず、WTIは一時29.28まで下落。
欧州株は下落、独DAXは2.56%下落、FTSEも2.08%下落。米株先物も2.30%と大幅下落。

米経済指標は弱く、NY連銀製造業景気指数は-19.37と予想外に弱く、米小売売上高は-0.1%と前回0.2%から低下、米生産者物価は-0.2%と前回0.3%から低下、予想外に弱さが目立つ。

人民元安は安値圏で推移し、米金利は低下し10年債利回りは2.02%台へと低下。

USDJPYは、世界的な株安に上値は重く、新興国通貨は弱く、リスク回避の円買いに、徐々に値を下げ、弱い米経済指標についに116円台へと下落、一時116.60円まで値を下げる。

EURUSDは、世界的な株安に上値は重く、新興国通貨は弱く、リスク回避のEUR買いに、1.0920を上回ると買いが加速し、一時1.0980台まで上昇。1.1000の大台を前に上げ止まるも、底堅い展開が続く。

GBPUSDは、続落しEURGBPは上昇が続く。

AUDUSDは、原油価格の続落、商品価格の下落、新興市場国通貨安に続落。0.6860を前に売りも弱まるも、売りの流れは変わらず。

USDCADは、原油価格の続落に、1.4540台まで続伸。1.4540台を高値に、1.4450台まで値を下げる荒っぽい展開が続くも、WTIが29.50割れで下げ止まり、やや値を戻す