2016/01/20

2016年1月20日(水曜)昨日19日、海外市場の動き

2016年1月20日(水曜)昨日19日、海外市場の動き

アジア市場では、中国GDPは6.8%で予想範囲なのかリスク資産は上昇するも、米国市場に入り流れは変化。原油価格+米株+米金利は上昇から転落。

IMFの世界経済見通しは、2016年中国の成長率予想6.3%と先に市場が予測した6.5%からさらに減速へ。

JPY+EURは売りから買いへと変化し、AUD+NZDは上昇傾向は続かず、CADは原油価格の動きに連動し下落。そして、GBPはカーニーBOE総裁から年内の利上げ期待が萎み急落し一人負け。

WTIは30.21→28.30台へと低下、ダウ平均も高値16171→15900まで一時下落。米10年債利回りは高値2.085→2.017%まで一時下落。

GBPUSDは、予想を上回るCPIに一時1.4340まで上昇するも、カーニーBOE総裁の発言から年内の利上げ期待は失せ、1.4130まで200point近く下落しようやく下げ止まる。GBPJPYも169.10円近辺→166.30円台へと約300point近く下落し、他の主要通貨でも全面安。

USDJPYは、米国市場ではリスクオン・オフに変化し円高へ動くも、一日を通じて117.20~118.10円のレンジで上下し、117.50台近辺で落ち着く。

EURUSDは、1.0850台をボトムにEURGBPの買いも強く一時1.0940近くまで上昇、1.0850~1.0950のレンジに入るも底値を徐々に切り上げる。

AUDUSDは、中国GDP発表後から0.6950台まで上昇し、GBP売りの流れや原油安+株安に上げ止まるも、0.69台を維持し、底堅さが目立つ。

USDCADは、原油価格に連動した動き。一日を通じ1.4560台→1.4430台→1.4570台へと振れ幅は相変わらず大きい。

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ビルロワドガロー仏中銀総裁=ECBの緩和策でユーロ圏の成長率は2015~17年に1%押し上げられる。

米議会予算局 財政・経済見通しを発表=2016年度の財政赤字額は5,440億ドル(前年度4,390億ドル)とGDP比2.9%へ拡大する見通し。GDP予想は2016年2.7%、2017年2.5%、2018~20年平均2.0%。

中国人民銀行=中期貸出ファシリティー(MLF)の金利を引き下げ、国内の銀行システム623.4億ドルを供給。

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