2016/01/14

21:00 BOE金融政策委員会(取引通貨ペア EURJPY

21:00 BOE金融政策委員会(取引通貨ペア EURJPY

GBPUSDの続落傾向は未だに歯止めがかからず、1.4500の大台を割り込んでからは続落傾向が続いています。1.4380近辺をボトムにしで推移ていますが、直近の安値の1.4380、12日の安値1.4350を意識した値動きとなっています。

GBPJPYは、目先は168.80~169.40のレンジで、169円台に突入し安値を更新しており、GBPUSDと共に続落傾向は止まりそうにありません。午前11時現在では、大幅な円高に至ってはいませんが、今日は、日本株の大幅下落に円買い圧力が続いており、169.50円の上値が重くなる可能性もあります。

今日のターゲットのBOEの金融政策委員会は、金融政策の現状維持で、政策金利0.5%、資産買い入れ枠3750億ポンドに据え置くとの予想が一般的です。

問題はその支持者で、8対1から9対0(全員が据え置きと判断する弱気)に変更することにでもなれば、BOEの利上げ期待はさらに萎み、GBP売りが強まる可能性が高くなります。逆に8対1で利上げ支持者が一名でも存在すれば、直後の反応はGBP買いへと動く可能性も意識する必要があります。

現状では最近の中国経済の低迷と株安、商品価格の下落に、FRBの追加利上げ観測にも疑問がもたれ、EU離脱を問う国民投票の早期実施とその支持者拡大の思惑によるGBP売りの流れも、変わりそうにないないものの、ややGBPの売られすぎ感が気になります。

今回は、いずれにしても、GBPJPYが変動するとの判断のもとに、逆指値での取引を選択肢として考えますが、直前の変動に翻弄されることも考慮に入れ、直前の動きやテクニカルポイントをみながら、売買の判断をしたいと思います。

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≪今回の予想≫
政策金利0.5%、資産買い入れ枠3750億ポンドの据え置きを、8対1で予想

≪EURJPY 過去26回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max135pips
Hi-low=Min12pips
Hi-low=Ave64pips

Open-Hi=Max92pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave27pips

Open-Low=Max132pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave37pips