2016/01/27

2016年1月27日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年1月27日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

FOMCを日本時間の明日未明に控え、イエレンFRB議長の記者会見もなく、方向性を示すような期待感は弱いが、動きにくい展開が続く。

日経平均株価は、イラク石油相発言による原油高期待+トヨタ・ダイハツ・スズキ子会社化・提携報道もあり2.72%上昇へ。

しかし、上海総合は小幅下落し、欧州株価も弱く、WTIは弱く30ドル台ミドルで推移し、29日にの日銀追加緩和は期待薄。

USDJPYは、118.10~50の狭いレンジ。日本株高の影響に底堅い展開が続くも、118.50円を超えられず上げ幅は限定的。中国株は弱く、原油価格も上昇期待も続かず、動きは緩慢で、クロスでも方向感は定まらず。

EURUSDは、1.0850~80の狭いレンジ。ロシア政府の経済対策実施の期待感は残るも、EUのロシア経済制裁は続き、どこまで期待していいのか疑問? リスク資産の動きも鈍く、EUR買いの動きも限定的。

GBPUSDは、1.4330~50の狭いレンジから、欧州勢の売りに1.4310まで続落するも、EURGBPの買い以外は材料は見当たらず。

AUDUSDは、0.700の大台を維持、底堅い展開が続く。早朝の強い豪CPIに0.7000台を維持し緩やかな上昇へ。リスク資産も動きは鈍くFOMC待ちの動きへ。

※※※※※※※※※※※※※※※

ロシア(地元紙)=ロシア政府は経済危機対策で220億ドルを投じる計画がある。

日銀金融政策決定会合では、追加緩和予測は少数派。新たな対策はできにくく、残りが限定しているカードを切る状況ではないとの認識が強い。ブルームバーグ調査、エコノミスト42名、1月の緩和予測は6名。3月は7名、4月14名。

※※※※※※※※※※※※※※※